「水で選ばれる企業」 各社ノウハウ共有へ

環境省、11月5日に異業種交流会

環境省はこのほど、水で選ばれる企業経営やまちづくりの取り組み・ノウハウなどを共有する異業種交流サロン「ウォータープロジェクト・グッドプラクティス塾」を設置しました。

SDGsや水害の激甚化などを背景に、水リスクへの対応が持続可能な経営の主要素となっています。また一方ではESG投資の流れもあり、投資家が、優良な企業の判断指標として企業の水へのふるまいに着目し始めています。

日本企業の多くは水質汚染という水リスクを乗り越えた経験を持っていますが、洪水や水資源の確保といった今日的課題への対応は緒に就いたところ。試行錯誤の段階と言えます。そうした中、グッドプラクティス塾では成功経験、失敗体験などを共有することで、各社の取り組みのブラッシュアップにつながるものと期待しています。

第3回までは非公開で開催してきましたが、今後は公開されます。第4回の開催概要は下記の通り。参加希望の場合は事前に申し込みが必要です。

 

第4回ウォータープロジェクト・グッドプラクティス塾

■11月5日15:30~17:30
■経済産業省別館(千代田区霞が関)
■話題提供
 1、地方共同法人日本下水道事業団(再生水利用について)
 2、株式会社東京設計事務所(CDPウォーターセキュリティについて)
■10月31日締切
■申込先 Water-Cycle@env.go.jp