株式会社旭テクノロジーは2025年6月3日、姫路市の下水道施設において、スイス・FLYABILITY社製の球体ドローン「ELIOS3」を活用した点検手法の公開検証を4月10日に実施したと発表しました。
検証では、老朽化が進む下水道設備における点検の効率化と安全性向上を目的に、狭所や高湿度などの特殊環境下でも安定した飛行・撮影が可能かを確認。約6.7mの管内飛行と撮影を実施し、3D点群データの生成も含め、下水道点検の初期診断に有効であるとの評価が得られました。
参加者からは「画像が鮮明」「空間内で自由な撮影が可能」「報告書作成の効率化が期待できる」などの声が寄せられ、今後は自治体向けの展開も視野に、実装に向けた取り組みが継続されます。