岡野バルブ製造株式会社は、2025年5月30日に北九州市で「全国特別重点調査」の一環として、超狭小空間点検ドローン「IBIS2」を活用した下水道管路の点検調査を実施したと発表しました。
この調査は、同社と資本業務提携を結ぶ株式会社Liberawareとの協力により、直径2m以上かつ敷設から30年以上経過した下水道管のうち、優先調査エリア約3kmを対象に実施。直径2.7mの下水道管にドローンを投入し、人が入れない箇所の腐食やクラックの状況を確認しました。
従来は足場設置などで時間とコストがかかっていた調査が、ドローンにより迅速・効率的に行えることが確認されました。今回の調査は全国初の取組とされており、今後は他自治体への展開も見込まれています。
