PFOS等の濃度低減に向け実証技術を選定

環境省、9件の技術を採択し地方自治体へ知見提供へ

環境省は2025年7月24日、「PFOS等の濃度低減のための対策技術の実証事業」において、実証対象とする技術9件(8社)を選定したと発表しました。

この事業は、PFOSやPFOAといった有機フッ素化合物の高濃度汚染が確認される地域で、土壌や排水等の浄化を図る技術の効果を検証するものです。

公募には延べ74件(50社)の提案があり、審査の結果、熱分解処理・分級洗浄・活性炭吸着・泡沫分離・プラズマ分解・超音波酸化など、多様なアプローチの技術が選ばれました。得られた知見は全国の自治体に提供されます。

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