ドローンによる下水管調査でコスト減に期待

ブルーイノベーション、屋内点検サービスを開始

ドローンを使ったソリューション・プロバイダーのブルーイノベーションは6月4日から、安全で時短・コスト削減を実現する屋内点検サービス「Biインスペクター」を開始した。

暗くて狭い場所でも撮影できる。水分野では下水管の内部調査への適用が期待される。日本国内には約47万km(平成27年度末)の管路が埋設されており、うち約1.3万kmが敷設から50年が経過している。老朽化した管路をはじめ、劣化や腐食、損傷した管路が原因で、年間約3,300件もの道路陥没事故が起こっている。

こうしたことから、平成27年に下水道法が改正され、管路点検が義務化された。とりわけ腐食の恐れの大きい箇所では5年に1回以上の点検が必要とされている。

ただし、ネックとなるのが調査費用だ。重点的に点検する箇所を絞り込む際、事前にざっと面的に調査できるサービスとして活用できそうだ。

<特色>
・コンパスエラーが出ない
・壁面に衝突しても安定した飛行を続けられる
・球体のカゴが開店してもカメラは安定して撮影できる
・強力なLED照明(28W)で暗闇を明るく照らせる

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