株式会社インフラプラスの連結子会社であるウォーターリンクスは2025年6月2日、熊本県南関町と連携し、水道スマートメーターとRPA(業務自動化ツール)を活用した水道検針業務の一部自動化を開始したと発表しました。
この取り組みでは、同じく連結子会社のウォーターデバイスが製造するAMR方式のスマートメーターを設置し、LPWAによる遠隔検針を実現。さらに、クラウドを通じて自動取得された検針データを、RPAにより水道料金システムへ連携することで、従来の手入力作業の効率化と精度向上を図ります。
実証は集合住宅2棟80戸を対象に、2025年4月1日から2026年3月31日まで実施。水道料金請求の迅速化や、検針困難区域への対応、職員負担の軽減といった効果が期待されており、今後の住民サービス向上や業務のデジタル化にも貢献する取り組みとなっています。