ヘラルボニー、「水道×アート」プロジェクト始動

盛岡市水道90周年記念として、災害対応型の給水栓を市内に設置

株式会社ヘラルボニーは、2025年6月6日、盛岡市水道事業90周年を記念して、盛岡市上下水道局と共創した「耐震不凍給水栓」の第1号を盛岡市中心部の「プラザおでって」前に設置したと発表しました。

この給水栓は、岩手県在住のヘラルボニー契約作家・小林覚氏によるアートで装飾されており、「ゴクゴク飲める水道水を次世代へ」「365すいどう」「みずの輪」などの語句を取り入れたデザインとなっています。

地震や寒冷時にも使える耐震不凍構造を持ち、災害時の給水拠点であると同時に、街の多様性や包摂性を象徴する新たなランドマークとして機能します。

今後、盛岡市内の指定避難所等に72カ所の給水栓設置が予定されています。

小林覚氏

■ヘラルボニーのMission
異彩を、放て。
知的障害。その、ひとくくりの言葉の中にも、
無数の個性がある。
豊かな感性、繊細な手先、大胆な発想、
研ぎ澄まされた集中力・・・

“普通”じゃない、ということ。
それは同時に、可能性だと思う。

私たちは、この世界を隔てる、
先入観や常識という名のボーダーを超える。
そして、さまざまな「異彩」を、
さまざまな形で社会に送り届け、
福祉を起点に新たな文化をつくりだしていく。
(同社サイトより)